手裏剣製造販売
成人の方限定で、手裏剣の注文製作致します。


手裏剣術愛好家の皆様には、永らく御不自由をお掛け致しました。どうにか当方の事情も
好転致しましたので、改めて注文製作を再開する事と致します。


平成二十年十二月九日(火)             近江 吉継    謹申上

手裏剣術研究の資料として、またはコレクションとして購入したいと希望される方が度々居らけれました、金額的に

購入し易い状況も考慮した方がよろしいのかと思い、今般、あくまでも手裏剣術の資料・コレクション目的に注文を

お受け致すことにしました。     令和2年7月12日(日) 記す。

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お知らせ!

鹿島神流、国井善弥先生仕様の棒手裏剣製作致します。Click hear


軽量剣の注文製作承ります!
これまでは当方の事情で軽量剣の注文打ちをお断りしてきましたが、本格鍛造された精巧な造りの
手裏剣が欲しいとの要望が余りに多いため、将来的には当流以外の手裏剣製作依頼を、改めてお引
き受けしようと考えて居りました。・・・・と言うことで、タガネ材として耐衝撃性に最も定評の
あるS45Cを使用し、工作機械は一切使用せず火入れ鍛造
焼き入れ焼き戻しとそれは完全
手造りの手裏剣となります。



手裏剣注文打ちの対応は、以下の記述をご覧になって下さい!

最低受注本数10本として居りましたが、手裏剣術研究資料またはコレクションとして製作販売
することにいたしました。日本郵便レターパックで発送致します。



価格の目安 → 
6mm(角・丸)棒手裏剣は1本1500円位、8mm(角・丸)棒手裏剣は1本1600円位、剣柄に絞り加工
を施したもの、そして柄の断面が六角・八角のものは鋼材の少量入手が非常に困難なため、ヤスリで削り出さな
ければなりません。当然、制作費も若干高くなります。また、手裏剣の構造に独自の工夫がある方は、メールで
図面を送って下さい。                                                      2007.02.19(月)

補足、古流手裏剣術仕様の棒手裏剣は、市中販売価格より若干お安くしております。
古流手裏剣術の流派には、それぞれ規格化された手裏剣が残されておりますが、使用する者の手の
大きさに適合させる目的による寸法調整は、剣の外形を損ねない範囲に於いて認められています。
(原寸大手形コピーを送って頂ければ、当方に於いて調整致します)

ご注意:受注生産品のキャンセルには40〜60パーセントのキャンセル料が発生します。

お問い合わせメールは、こちらを Click hear
   
↓   ↓


お問い合わせのメールには必ず応答を致して居りますが、何らかの事情で返信メールを受信出来ない方が
居られる様です。差支えが無い様でしたら電話番号を併記して下さい。



日下流八角棒手裏剣、作製希望の方へお願いです。

 剣のサイズは、それを持つ者の手の大きさと腕の長さに適合するのものでなければなりません。
   
剣作製申し込み時に、コピー機で複写した「原寸大の手形」に身長・体重・年齢の他、手裏剣術経験
   の有無を記入の上、郵送して下さい。
私の造る剣は、あくまでもカスタム仕様ですので・・・・・。

   
日下流八角棒手裏剣、修理研磨承ります→ Click hear
   
刃先が15mmほど欠損しても火入れ鍛造で8mmは回復出来ます。(再生作業単価1500円です)


購入御希望の方は、必ずご覧になって下さい。

  特定商取引法に基づく表示 CLICK here



  アメリカで最も信頼度の高いナイフとして知られるランドールナイフは、スウェーデン鋼(炭素鋼)を
 素材として鍛造製作されております。強靭な刃先では有りますが、ヤスリで削れるギリギリの硬度に
 焼き入れされています。私の製作した手裏剣は、ランドールナイフより幾分硬度を低く焼入れしてお
 ります。従って、手裏剣が同士討ちした場合は、剣先が欠けるよりも、曲がる程度の硬度を選択して
 いる訳です。剣先がコンクリートや鉄を直撃した場合は、当然、剣先は潰れるか曲がるかです。

  「作品紹介」

    
    破断加重378kgの強力チェーンを使用しました。

   「笹穂切っ先造り長剣」(断面正三角)
  拡大写真 Click hear

   「香取神道流棒手裏剣・太身」  全長170mm 角型8mm 重量約60グラム

 焼き入れ前の状態です。
 

 火造り鍛造直後の画像です。更にコールドハンマーを使って形を整えます。
  

  「香取神道流棒手裏剣・細身」 全長約158mm 角型6mm 重量約30グラム
 
 剣尾をピラミツト状に加工!
 

  「戸隠流・九鬼神流撃ち針」 
全長五寸五分(165mm)  角型二分(6mm)  重量(約33グラム)
 


 
「戸隠流・九鬼神流撃ち針」 極端に鋭利な針先となっております。強度的な面から判断して、堅木の標的使用には適しておりません。(畳の標的使用を推奨します)
 
 
  「知新流手裏剣}  
全長160mm 角型8mm 重量約60グラム   「流派不詳の手裏剣」 詳細はClick hear
   


 
「日下流撃ち針・五寸一分」 全長150mm 角型3mm 重量約10グラム
  
 

  
「日下流・四十匁八角棒手裏剣」刃面画像
 
   「日下流・四十匁八角棒手裏剣」は、東欧圏まで遠征して居ります。
 
   (全長180mm、重量150g、刃面長70mm、最大対辺径14mm

 「日下流二十匁八角棒手裏剣・清水仕様」 
全長170mm 重量約70g 最大対辺径10mm
  
 ※上に写っている一本は「香取神道流棒手裏剣・太身」です。
       
詳細は画像をマウスポイントしてクリックして下さい!
 


☆500年の歴史を生き続ける「平野伝承剣」

   「合戦拵え真剣」  

   

   100匁剣、70匁剣、40匁剣
(全長190mm.重量150g)
    特筆すべきことは、40匁剣が直打法で三尺間合いから九間間合い以上も撃てるということです。
   150グラムと言う重量は、野球ボールに近似した重量ですから、遠投に最も適していると言っても過言ではありません。

  

  八角棒手裏剣の飛行軌道を、良くご覧になってください。

   全画面表示 Click hear

  動画の中で使用している稽古用剣です。抜群のバランスに仕上がっていますから、最高の軌跡を描いて
  飛んでいます。手裏剣は単純構造の鉄塊ではなく、抜剣時に摩擦抵抗を無理なく暫減させるための、適
  度な絞りと重心配分が打剣性能の全てを決定するのです。



  「八角棒手裏剣」    全長200mm,軸径(対辺)16mm、重量240g

  

   この剣は日下流八角棒手裏剣をサイズアップしたものである。私が知る限りにおいて、このような形状をした剣は、直打法で打剣すると

   限定した場合、至近距離から7〜9間の間合いまで、最も安定した軌道で飛行する優れたバランスを持っていると断定して良いでしょう。

  私が中学三年のころ手にした日下流八角棒手裏剣・四分(軸径12mm)は、14歳の少年の非力にも関わらず、五間先の尺的に対して、安定

   した刺中性能を有していたものです。

 ∴古い時代の規格表示は、あくまでも大雑把な物であるということでご理解下さい。 何分にも、度量衡の
  原器が無い時代に於ける名目上の規格です。




  「日下流八角棒手裏剣」  全長180mm軸径約14mm重量150g
   (一本当り製造所要時間、9時間以上)
  

  『撃ち手』の技量次第ですが、この剣は直打滑走打法で八間以上撃てます。
  
  三間間合い「本撃ち」で、水平に近い軌道で飛ぶ剣であると数名の方から御評価を頂きました。



  「日下流撃ち針・五寸」 
               全長五寸(150mm)断面四角、一辺・一分(3mm)重量10g

  
                                    2007.06.14(木)
  (五本一組4800円、送料込みです)

     鋭く細い針先は小さな鎚で丹念に鍛造され、金属組成をより緻密なものとしています。
  「日下流撃ち針五寸・鍛造動画」 Click hear

 
日下流撃ち針五寸・試し撃ち動画 Click hear


  日下流撃ち針・強度テスト動画  Click hear



  「上級者仕様分銅鎖」
  (製造所要時間、40時間以上)
  

  分銅長118mm、鎖部含む全長140cm(鎖は4mm丸鋼を使用、分銅重量は単体で300グラム、
  鎖の重量は400グラム、総重量はおよそ1キログラムとなります。(断面は八角形)




  (分銅の素材(丸鋼)は、外注で赤熱鍛造処理されたものを使用している為、金属組織は複雑に入り組んだ状態になってい

  るものと思われます。当然の事とは言え、切込みを入れる作業は非常な労力が伴います。分銅鎖一個に切り込みを入れる

  だけで、15〜26枚の金切鋸刃を消耗します。冬の寒い季節に金切鋸を使った場合などには、全身が汗まみれになるほど

  の労働量です。以前のことですが、まとまった数の注文に応えようとして、金型加工場に切り込み加工を依頼したことがあり

  ました。ところが、前工程で鍛造処理をしているために、鋼材の内部組成に異常に硬い粒子物質が点在しているらしく、フラ

  イス盤で使用するメタルソーが割れるというアクシデントが三回ほど発生したものでした。金型工場の職人にとっても、そうし

  たことは始めての経験だったようです。結果的に非常に高額な工賃を請求されるという体験をしたものでした。そうした経験

  から、これは自作する以外に道は無いとの思いに至った次第です)

  補足:
  
外注先の鉄工所が廃業となりましたので、コスト削減の目的を兼ね市販の八角棒鋼を採用する事にしました。



  分銅鎖・割り込み加工後の歪取り作業動画です。

  
                    2007.05.29(火)


  分銅鎖の素材は、前もって30mmの鋼棒を赤熱鍛造して居ります。その為に内部組織には不特定方向に
  ストレスが蓄積して居るといった状態にあります。
そうした条件下で割り込み加工を施すと、金切鋸刃が
  穴の所まで到達した時に分銅部の先の
方が松葉のように開く結果をもたらします。動画にある作業は、割
  り込み加工後の歪による過度な開きを修正するための作業です。



  冷間鍛造と歪み取り動画です。


  貧困生活者ですから中国製の粗悪品アンビルで間に合わせ、至らぬところは技術力?で補って居ます。
  
                    2007.05.30(水)

   重量約40Kgのプロ用中古アンビルを購入、おかげで作業性が著しく向上しました。(本当ニアリガタイコトデス)

  
                                                                                2009.09.01(火)

  
  上鈑は上質の焼き入れ処理がされた鍛造鋼板ですので、入札も結構な競り合いになり22000円で落札、
  自宅で床面を金剛砥石(超荒目)を使用して面直し、水研ぎ手作業でおよそ10時間ほどかかりました。


  割り込み加工作業に於ける金切鋸刃(タングステン鋼)の消耗は、2cm切り込む毎に三枚でした。

  現在はNACHI BI−METAL HAND SAW BLADEを使用しています。Click hear


        

     (ピンを差込んで鎖を取り付けます)            (ピンの両端を叩いて潰します)



  動画にある分銅の完成画像です。

  
                                              
2007.06.04(月)

  分銅長126mm、分銅重量375g、鎖部含む全長162cm、総重量1130gです。


   使い潰したニコルソンやすりです。

   左の並びがニコルソン・ハンドバスター、右側、先細になっているのがニコルソン・マジカット、
  

  ニコルソンやすりは、最高級のハガネを使用しています。もし江戸時代にタイムスリップ出来

  るとしたならば、私は迷わずコレを鍛冶屋に売り付けることでしょう。

  
まぁー、一ヶ月は豪遊できるでしょうねえー。




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