アンビルの床面を再研磨して見る。   2009.08.30(





    最近購入した、重量約40Kgのプロ用アンビルです。
  

  
一目瞭然、相当使い込まれた年代物のアンビルですが、床面には高品質の鍛造鋼板が使用されています。


    
    



    研磨作業終了後の床面画像です。

    
    



    再研磨を終えたばかりのアンビルを使用して、香取神道流の撃ち針を鍛造しました。

    高品質の鍛造鋼板の床面は、S45Cを叩き潰しても、掠り傷ひとつ付くことは無く、その上重量が

    約40Kgもありますから、当然安定性も格段に向上しており、その相乗効果で以って、これまでより

    以上に、ハンマーを正確に撃ち込むことが出来る様になりました。

    ●床面の幅は140mm、長さ245mmです。
    

    香取神道流撃ち針、焼き入れ前の状態です。

    


    床面再研磨に使用したシリコンカーバイト荒砥石(新品)が、三分の一に小さくなってしまいました。

    上体を被せるようにして砥石を使う訳ですが、砥石を前方に押してやる時に茶釜でお湯を沸かした

    時と同じチィ〜ンと言う音がしていました。凄い硬さの鍛造鋼鈑でしたから、私の体もガタガタになっ

    てしまいました。「ジジィ化」状態ですから、この手の作業が身体に堪える様になって来ました。


    


    塗装完了!

    
                                                                                 2009.09.01(火)





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