飛んで来る手裏剣は見えない。




  三間先から飛んでくる剣は、


      デジタルカメラに写りません。


        従って、余人の目には見えません!



『三間間合いからの打剣七十匁剣使用』
強化コンクリート製の重量ブロックを使用しました。

                                  
2007.11.19()
※動画が出ない場合は、更新をクリックして下さい!!!


 
手裏剣術に通暁している方ならば、必ずや、足音を聞き分けるだけで打剣動作のタイミングが

如何様な状態にあるかを、・・・・・・・充分に推測することが出来るのでは無いかと思います。




「刃付け無し」の七十匁八角棒鋼を用い直打で水月に撃ち込んだ場合、相手が並みの人間で

 ある限りは、ただ一撃の元に倒れるものです。




『立ち位置四間間合いからの打剣


                                                  2007.11.19()


  肩の強化目的もそうですが、打剣稽古前のウォーミングアップを兼ねた木刀の撃ち込みは非常に有効な

手段とも言えるでしょう。

打剣はゆったりとしたフォームでやることです。動画にあるように力を抜き、淡々と数を撃つことに専念します。

その様にして柔軟な筋肉を伴った体質へと練り上げて行く訳ですが、こうした鍛錬を通して、手裏剣撃ちの身

体と言うものが造られるのですね。





@ 剣は写っていません。           A 剣は写っていません。



B 剣は写っていません。           C ブロックに弾かれた剣が、この時点で姿を現す。



D ブロックが後方に傾く。           E 剣が後方に上昇、ブロック更に傾く。



F 剣は更に上昇、ブロックは倒れ込む。  G



H                            I ブロック落下。




      私が使用しているSONY製のDVビデオカメラは動体撮影が主目的でしたから、大奮発をして上級機種を

   購入しました。そうした私のこれまでの経験から分かった事ですが、ビデオカメラやデジタルカメラを使用して

   動画撮影をした場合、特に、その撮影対象が飛行する手裏剣であった時、
撮影可能な手裏剣速度の境界線

   と言うものがあることに気付きました。

   当HPの動画をご覧になればお分かり頂けるかと思いますが、特殊な打法で発射された高速の剣は、微かな

   影すらも残すことなく、全く撮影不可能と言うのが実際です。確かな事は,私達が購入可能な撮影機材の能力

   では、明確に撮影能力の境界線があると言うことでした。そして、撮影不可能になる速度が果たして時速何キ

   ロメートルなのかは、現時点にあっては不明です。

   現代屈指の高速打剣の撃ち手である某氏の、数年前に撮影された演武会動画を拝見したことがありますが、

   そのビデオテープを見た限りでは手裏剣の軌跡を微かに見て取れたものです。しかしこのページの動画には、

   そうした影すらも写っていないのです。それも、著しく高性能化されたデジタルカメラを以ってしてもです。



☆500年の歴史を生き続ける「平野伝承剣」

平野傅投剣術ブロック割り、

『合戦拵え真剣』を用いて、ブロック割りに挑戦!


                                                      2007.11.21(水)

命中精度の正確さを期し剣速を落として打剣しました。この程度の剣速になると、一瞬ですが剣影が写って居ます。







       HOMEへもどる    目次のページへもどる     更新のページへもどる