刀法併用手裏剣術が出来るようになればいいな〜♪ と、思っている方へのアドバイスです。
手裏剣術を始める前に・・・・・!
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「ヘタレ打剣でも良いから刺されば良いのだ!」と、言うのであれば、通常の運動神経の持ち主対象にして、
一時間も付っきりで指導するなら、立ち撃ちで三間間合い刺中率七割など造作無いことである。
(だが、そうした刺中率はその場限りの現象にしか過ぎず、他日、同じことを一人で試みても容易に再現出来得るものではありません)
しかし、高速で以って矢の様な軌道の打剣となると、打剣フォームが安定するまでに三年は掛かるでしょう。
「何でもイイから、的に剣が刺されば良いのだ!」と言う方は → Click hear
「打剣のメカニズムと精緻性」に拘る方の心構えとは → Click hear
私が最も理想とする打剣の形とは、
力みの無いゆったりとした身体の動きで以って形作られた、
鞭の如くしなやかな打剣フォームを意味します。
Shot! Click hear
数百ヤード先のグリーンを狙い打つドライバーショット。そのバットスウィングのフォームは、人間の個性が
介在出来ないほどに酷似しています。・・・・つまり、遠方の目標に対して効率的にボールを打ち込む手段
としてバットを振る限りに於いては、誰であろうと、上に示したアニメーションの動きになると言うことである。
ちなみに、200ヤード先のグリーンにワンオン出来るだけのスウィングフォームが身に付くまでには、才能
豊かな者でさえ、最低でも、10年以上に及ぶバットスウィングの過酷な訓練が要求されるのですよ。
手裏剣術など簡単だと思われる方は → Click hear
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手裏剣術の基本中の基本である本打ちにも、又、ドライバーショットに相通じるものがあります。
●脱力打法に徹すること、
●安定した命中精度を満足させること、
●刺中率を、限りなく100パーセントに近付けること、
●上体は極力前傾させないこと、
●頭が左右にフレてはならないこと、
●肩・肘・手首などの関節機能に損傷を与える打法であってはならないこと、
連日の猛稽古に耐えられる打法で無くては、稽古の効率性から見て好ましくありませんね。
●狙った的の奥深くまで突き刺さる打剣であること、
狙った的を射抜くつもりで、剣を充分に加速すること、
●相手の反撃に即応出来る、残心がとれる打法であること、
●実用間合い二間半で、寸的的中率70パーセント以上を満足させること、
●攻防自在の体捌を体現すること、
以上のことを念頭において・・・・・・、
初心を忘れず、確固たる信念で単純動作を繰返していれば、
やがて、結果は向こうからやって来るものです。
と、言うことで、打剣フォームが身に付いたならば、
体軸感覚が身に付いてくると、必要最小限の動きで正確な打剣が出来るようになってきます。鬼の様な
形相で以って気合声を発しながら上体を派手に前傾させることも無く、ただ自然に歩くが如くに、剣は撃
てるものです。そうした脱力の動作が自然に出来る様になると、剣筋は一段と走る様になって来ます。
立ち位置間合いが四間半、踏み足の実間合いで四間になります。
(70匁剣使用。畳の厚さが5cm以上もある古い時代の矢止めの畳ですから、現代の畳とサイズは異なっています)
どうにか、力の抜けた打剣が出来る様になって来ました。
(ストライクを置きに行っている撃ち方ですから、剣速はかなり遅いですよ!)
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