OG氏に依る、撃ち針寸的撃ち!!
機械的狙撃と勘に頼った狙撃!
●機械的狙撃とは、肉眼で以って、照準器に標的を捕捉して射撃する事である。
●勘に頼った射撃とは、眼視に頼ること無く、標的に対して大雑把に見当を付け射撃する事である。
ダーツゲームから、一寸ばかり引用して見る・・・・・。
ダーツを的に向かって投げる場合、手にしたダーツを眼前に構え、次いでダーツを目線に乗せて照準を合わせ、
然る後に投じる訳であるが、こうした一連の動作は正しく銃火器や弓の照準合わせと明確に共通するものであり、
その事が、僅か直径5mmと言うピンポイント狙撃をも可能にしている直接要因であると私は考えています。
そうしたダーツの狙撃法から推し量って見ると、ダーツの投げ方は、明らかに人体を機械的に使った狙撃法であ
ると私は判断しています。この様な事から、ダーツの投法と手裏剣術の投法を比較した場合、手裏剣術直打法の
多く(直打本撃ち)は、手先の振り下ろし角度が利き目の照準線から甚だしく離脱して居り、その様な動作は利き
目の照準線を忠実にトレースするものでは無いので、これは、明らかに勘に頼った狙撃法であると私自身はその
様に区別して居ります。
OG氏、寸的打ち動画
平野傳・直打精密打法は、勘に頼る事の無い直接照準打法であり、それは当流に唯一のものです。
日下流撃ち針10gを使用した場合、それが余りにも軽量過ぎる為、皮膚感覚ではコントロールすることが非常
に困難となります。従って、高確率の命中率を実現する為には、正しい打剣フォームを徹底して身体に擦り込ま
なければなりません。逆に、重さが100g以上もある剣は、投げ易く、その上命中精度の面でも明らかに勝って
います。
手裏剣術家を標榜するならば、二間間合いで寸的打ちが出来なければイケマセン。
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会員諸氏の協力を得られた事・・・・・、
私自身の上達過程を追体験する為と、どれほどの期間があれば、どのレベルまで技術修得が出来るものか?
私が以前から思い描いていた事を・・・・・、
「己の恥を曝す事、重々承知の上、動画UPの協力を願えまいか?」との、私の依頼に快諾してくれたのが、
当サイト専属主演者のOG氏である。今にして思えば、手裏剣術初心者がどの様な過程で成長して行くかを、時
系列で映像記録する試みは、手裏剣術の歴史を通じて初めての事だったようです。
フットワークを使って抜き撃ち、強弱を織り交ぜて打剣します。
本動画にあるOG氏の第一打は、これまで私が見た中で最高の剣筋てした。