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        平野傳投剣術・戦闘打法を解説する。


            モーゼルK−98から発射された銃弾が肺を貫通してなお、かっての日本兵は戦闘意欲を失うことも

            無く、そのままを戦いを継続したものだと、従軍経験者から聞かされたものです。そうしたことから比

            較して手裏剣術を考えて見た場合、手裏剣は銃弾とは比較にならないほど低速で、その上、先端が

            針状の手裏剣では相手に突き刺さったとしても、脳や心臓を貫いた場合以外ではたいした効果は望

            めません。ましてや、極端に剣速が遅く、その上、寸的も満足に撃てないほど粗末な技術レベルの者



            が、手裏剣の技を試みる等論外の極みと申すべきでしょう。 (寸的撃ちは手裏剣術者の命です)
         
           ●10グラムの撃ち針は重さの感覚が把握できないので、それをコントロールすることは重量のある剣よりも格段に難しいです。

            日下流撃ち針使用による寸的撃ち動画  Click hear



            ■刀法併用手裏剣術とはこの様なものです


                 撃ち所(狙撃箇所)、その目的と意味を解説する。


                    一撃で運動不能にする「撃ち所」が数箇所ありますが、その一部を紹介します。

                              ※顔面攻撃が一番簡単です。
             
                                              2008.08.28(木)
                  拡大画面  @→ 動画画面をマウスポイントして右クリックする。 
                   
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                 補足人間が本能的に手でガードしようとする身体部位の第一が顔面(頭部)で、その次が心臓である。そして、飛び
                     道具で狙われた部位が「肩口」ともなれば体をかわすにも時間的余裕は無く、また、刀等で打ち払うにしても人
                     間の関節機能の死角という状態では、防御に困難なウィークポイントであることに間違いはあるまい。はっきり言
                     ってしまえば、「アッ!」と思う間も無く、剣は狙撃された者の身体の何処かに刺さっていると言う事ですな。


              OG氏の言に拠ると、一流のボクサーともなれば、相手の肩の微妙な動きを一瞬の内に見取って

              ストレートが来るのか、或いはフックが来るのかまで判るそうです。カウンターパンチという高等技

              術も、そうしたことの出来る動体視力があっての上のことなのですね。私程度のボクシング経験で

              は、飛んで来るパンチを見てから防御する訳ですから、打たれる数が多かったのは当然ではあり

              ました。突っ込んで来る相手に打ち込んだパンチは、倍の破壊力となって相手の身体にダメ

             ージを与えるものです。手裏剣術にもまったく同じ事が言えて、突っ込んで゛来る相手に放っ

             た手裏剣は倍の破壊力を孕む事となるのですね。それから・・・・・・、常人を凌駕する「動体

             視力」と「冷静な予測力」がなくして、手裏剣術の深淵に触れることは到底叶わないことです。







           実戦モードの剣速は、二間半間合いならこの動画よりも速いです。

            
            ◎メジャーリーグ・ベースボール・ファンの方であれば、今更あれこれ言うまでも無く、動画の中

              にある剣速がどれほどのものかは、充分ご承知のことであると思います。体感的に判断して

              見て、ランディ・ジョンソンの100マイル剛速球の終速に勝るとも劣らない剣速です。70匁剣

              が人体を直撃した場合の衝撃力は硬式球の三倍以上になるのです。例え剣が刺さらなかった

              としても、その打撃力は圧倒的に強大なのですよ!



               

                                                                2008.08.18(月)




               
                                                                2008.07.31(木)







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