抜いて、見て、直に撃つ!





        日下流十文字運足法(その二)動画、



        「入り身で撃つ!脇構えで撃つ!」手裏剣術の多くの要素が濃縮されているのですが・・・・・、
        
                                                         2008.07.19(土)


        平野傳投剣術本来の技、つまり、平野甚右衛門が生きていた頃のオリジナルでは、身体を自在に

       移動すること不可能な騎乗戦 が主でしたから、ボクシングで言うところのカウンターパンチャーの如く

       に、待ち受けて剣を撃ち込むことを常套手段にしていた様です・・・・・。

       江戸期になって数多の武術流派が乱立する時代を迎えますが、その頃には流派独自の術理体系と

       稽古方法が確立されいたのに対して、平野甚右衛門の投剣術がその埒外にあった事は確かな様で、

       それを憂いた後藤翁の先祖(宝暦〜安永年間)が、技の伝承が効率的に学べる様にと考え、当時米

       沢在の山邊氏から学んだ日下流の技を参考に、新たな稽古方法として組まれたのが平野傳投剣術の

       実態なのです。  山邊 (やまのべ)

       という事から「向こう傷は戦場武者の誉れ!後ろ傷は恥!」の戦国武士の気概そのままに絶対

       退くことの無い平野傳投剣術は、撃たせて撃つ!を主体としていることに今も変わりは無く、ボクサー

       現役当時にカウンターパンチが得意であったOG氏にとって、平野傳投剣術は、正に打って付けのもの

       であった様です。





       打剣して、分銅鎖を撃ち込む、



       
                                                        2008.07.19(土)













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