体感速度とは?
野球の例を以って体感速度を語るならば、ピッチャーが投げた球を、バッターボックス上の打者がどの様に感じとっ
たかと言う速度感覚である。それはあくまでも、過去の経験則にのっとって感じ取った皮膚感覚の速度判別である。
観測ポイントは、球が投手の手を離れた時の初速ではなく、ホームベースに到達した時点での終速が対照である。
体感速度とは、過去にあった速度概念の経験値から、感性によって割り出した相対速度の
ことをいう。従って、身体機能に欠陥の有る者に体感速度と言う感覚は成立しない。
プロ野球中継でお馴染みの場面を拝借して・・・・・・・、
初速140Km/hで放出されたボールが、白い筋を曳いて捕手のミットに吸い込まれる状況を見れば、プ
ロ野球ファンならずとも、ピッチャーが投げたボールの凡その速さを、体感速度として判断できるこ
とは、さほど難しいことではない。
とは言え、体感速度そのものに個人差があることは言うまでもない。
さて、皆さんの体感速度では? Click hear
かろうじて剣影が映っていますが、これ以上加速すると影すらもデジタルカメラに映らなくなります。
※初速140Km/hで投げられたボールの終速に、ほぼ近い速さの打剣だと言う意見が圧倒的に多いです。
剣速が余りに速過ぎて撮影不可能でした。