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 2012年2月11日(土)のスピードガン計測に依って、分銅速度時速229kmを270kmに更新。
     後藤流分銅鎖の打撃技「槍」にて、現時点に於ける最速270Km/hを記録しました。
  
     
後藤流分銅鎖術・時速270kmを計測しました 。 You Tube Click hear




       後藤流分銅鎖術 「鎖撃ち!」


        後藤流分銅鎖術の操法には、居合術と非常に酷似したところが有ります・・・・・・そうした中で、

        両者の違いの決定的なところは、「撲殺系であるか、斬殺系であるか」という点に尽きるでしょう。

        江戸の昔という時代にあって、この撲殺系の武器(分銅鎖や鎖鎌)を得意とする者は、非情な殺し

        方をする殺人者のイメージから、武道を嗜む者の裏社会に棲む存在との位置に在った様ですね。
        (現在でも過去のそうしたイメージを引きずっているのでしょう。映画の時代劇の中に悪役が良く手に持って出て来ます)

        日本刀で以って攻防を為す居合術であったれば、第一撃を仕損じても防御の術は容易であるが、

        こと分銅鎖術にあっては、第一撃を仕損じたら破滅的な隙を敵に与えることとなります。それを如

        何にカバーするかが、分銅鎖を手にした者の器量と言えるでしょう。何を以って拠り所とするのか?

        唯一分銅鎖が勝っているもの、それは圧倒的な速さ(時速250kmを超)で撃ち込める分銅打撃で

        あり、或いは鎖撃ちの技でありましょう。

        分銅鎖を嗜む者はそのことに活路を見い出し、今日もただ黙々と振り続けます。


        居合の経験者ってのは、「コツを掴むのが本当に早いな」と思ってますよ!

        後藤流分銅鎖術「鎖居合い」 分銅鎖を使用してブロック斬りに挑戦!
        http://www.youtube.com/watch?v=TF0-xbITJxQ

        

        抜刀横手斬りの手で、レンガを試割りする。


        演武者はDr.How氏です。
          日本刀には縁のない経歴の方ですから、抜刀横手斬りの身体操法に難渋すること頻りです。

        
       
                               2012年1月19日(木)
       
     注:何時もお世話になっている木に傷を付けてしまいました。・・・・・心からごめんなさい!!
         
鎖の先端が木の幹に激しく絡んでホコリが立っています。おまけに木皮が微塵に砕け散って飛散する様が見て取れます。
        この事から判断すると、相手の耳を鎖で狙い撃ちした場合にはその鎖が後頭部にまで及び、辺り一帯余すところ無く激しい
         損傷を加えるであろうことが、現実に起こるものとして再認識出来るに至った訳です。


       「腰ヲキル感覚!」がシックリと行ってない様ですね。体軸が大きくブレて極端なオーバーアク

      ションになってしまいました。何分にも日本刀を手にした経験がありませんので、当然と言えば

      当然の結果ではあります。しかしながら的に命中させるというセンスに於いては、優れた3D視

      覚能力と相まって、実に的確に的を撃ち砕いていますね。



      
 三十六分の一倍速・動画

      
      
三十六分の一倍速で検証して見ますと、通常速度の動きで確認不可能なものが見えてきます。尤も、その為には
       経験と洞察力が必要不可欠ですが・・・・・。



      現時点において鎖の速度は、既に時速183kmに達しています。単純に速度記録にのみ拘る

      ならば、時速183kmという数値が示したものは、後藤流分銅鎖術のみが有する「一撃必殺!」

      伝承の技がのみ為さしめるところと、今更ながらに実感致したという次第です。

          
      身体能力に優れた者であるならば、時速200kmオーバーは、それほど難しくはない速さである

      と私個人は考えています。     
行き着くところはスピード=殺傷力ですから、


      ちなみに、メジャーリーグ屈指の大打者であったサミー・ソーサのバットスウィングのトップスピ

      ード最速で時速167kmという記録が残されています。このことからも、Dr.How氏が示した時速

      183kmのスピード記録が如何に凄い数値であるか、このことは本稿読者にも充分ご理解頂ける

      かと思って居るところです。  

                                           
        2012年1月20日(金) 記す。






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