眼球を貫いた撃ち針は確実に脳組織を破壊する。撃ち針術は一打必殺の技ではあるが、寸的を射抜く技量が絶対に欠かせない!]


    籠手を着けて、日下流撃ち針10グラムを撃って見る!



    ◎上遠野流流祖・上遠野高秀(伊達政宗・家臣)が戦場で数多くの首級を挙げた撃ち針術と同様に、日下流の

      撃ち針術も、また、甲冑着用の完全武装状態で易々と撃ち針が撃てるのです。



     籠手を着用して、日下流撃ち針10グラムを撃つ、


     間合いは二間半、籠手の重量は700グラム弱である。

     
     僅か10グラムの撃ち針であるにも拘わらず、これ程の衝撃音がするのです       2008.03.15(土)
     



     超軽量の撃ち針(10g)を発射して十分な加速を与えるとなると、それが至近距離の瞬打の必要性と言う前提が

    あった場合、・・・・多くの撃ち針の流派が殆どそうである様に、どうしてもスナップ打法に依存する以外、他に手段

    は無いと言うのが実情である。仮にあったとしても、それは極端なピッチングスタイルの打法になってしまうのがオ

    チであって、何よりも都合の悪いことには、寸的を狙撃して十分な命中率を得られるまでの稽古の過程で、肩・肘・

    手首・後背筋などを損傷する危険性の方が圧倒的に多い打法が、極端なビッチング打法そのものなのである。

    ※二間半間合いで寸的命中率100パーセント近い名手が居られたら、是非紹介して下さい。但しヘロヘロ打剣はお断りです。


     そうした中にあって、日下流の打法は体重心の移動による斬り下ろしの動作に依存しているので、日に1000本

    の撃ち込みを遂行しても、取るに足りない筋肉疲労のみが残るだけで、身体を損なう様な無理は一切ありません。

    今は伝説となってしまった上遠野流流祖・上遠野高秀の撃ち針打法も、おそらくは、日下流の打法と類似したもの

    であったのではないかと思います。




    日下流撃ち針五寸一分、        全長150mm 対辺径3mm 重量約10g

    





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                            手裏剣の貫通力、手裏剣で畳を撃ち抜く、三枚抜きなど極めて造作の無いことである