打剣と分銅鎖のコンビネーション




    「組型」稽古一週間目の動画です。

       熟達するに伴って、,第一打と第二打目の時間差は少なくなってきます。
       
                                                         2007.09.30(金)


       OG氏が分銅鎖の稽古を始めてから、ほぼ二ヶ月が経過しました。


       動画は、平野伝承剣で第一撃を加えすかさず分銅を撃ち込むという『組型』です。

       この単純極まりない連続技をコツコツと積み重ねることによって、身の内から更なる複雑な技へと

       複雑多岐に渡って連携して行く訳です。(ショパンを奏でるためには、先ずバイエルからてすよ)


       後藤翁は、常々、剣術・投剣術・分銅鎖術は三位一体であると語っていました。

       そして、後藤家伝来の分銅鎖の技は、今日存在する分銅鎖術の流派に伝承されることの無かった

       異質の存在であった様です。


     ※後藤傳は撃ち込み稽古を最も重要視しています。

       剣術や居合い術に於いては「吊るし木撃ち・立ち木撃ち」は必須で、こうしたことは分銅鎖術にしても

       また然りと言うことになります。撃ち込み稽古を軽んずる者は、ミット撃ちやサンドバック撃ちを嫌い、

       お手軽なシャドーボクシングに偏重したボクサーと同質と言うことです。

       最近感じることですが、手の肉が厚くして節くれだった指の剣術家は、本当に少なくなりましたね。







        HOMEへもどる        更新のページへもどる     分銅鎖動画集へ戻る