流派不詳の手裏剣を作製しました。
                                                                         2011年8月5日(金)

                             
■立身流に傳えられている手裏剣と判明しました。2011.10.11(火)
                       参照 → http://www.secrets-of-shuriken.com.au/schools.htm


                     手裏剣本(藤田西湖著)に載っている剣らしいのですが・・・・・・?


                     寸法は:
               
              全長 124.5mm。これは、本来のサイズは四寸丁度だと思われます。
              
              横幅(剣尾) 17mm。刃の向きで計ったものです。
              
              厚さ(剣尾) 11.4mm。上記とは直角の向きで計ったものです。


               重量:  約85グラム


                     依頼によって作製しました。
                     

                    然る手裏剣術家の方から戴いた評価ですが、
                    
                    精巧に手造りされた手裏剣は、手の内にピタリと吸い付く様に納まると表現されています。

                     



                  ◎古い時代に造られた手裏剣を見てみると、刀鍛冶の手になる物と野鍛冶が造った物の、

                 その二つに大別出来ると思います。



            
刀鍛冶の作は、流麗な曲面と明瞭な輪郭線の造りですが、

             
       野鍛冶の作は、粗雑な鎚跡の残る素朴でデコボコした造りが特徴。


              
オリジナルのレプリカ画像です。

              

                 敵を眼前にして臆すること無く間合いを詰め、一瞬の隙を窺って手裏剣を投げ撃ち、

                 空かさず腰間の刀を抜き付けに斬り放って勝敗を決する。

                 この手裏剣は、胆力を併せ持った者の手に在ってこそ、その秘められた威力を発揮します。






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