寸的撃ちに拘っています〜♪ T氏、ベストショット動画 立ち位置間合い三間半! 両手打剣の刺中確率、凡そ100パーセント! 三寸的命中率、90パーセント弱! 二寸的命中率、約70パーセント! 命中精度に拘るT氏です。先着した剣の周囲に一寸ほど外して打剣しています。 剣の損耗を省みる事無く、思う存分に撃ち込んでいるT氏です。 2010.08.13(金) 剣は消耗品である! 遊興費には金を惜しまないのだが、手裏剣となると何故かそうでは無い! 『理屈語り屋』が多い、温泉卓球手裏剣術愛好家に見られる事例です。 一見した限りに於いて、鉄の棒を削ったに過ぎない手裏剣なのですが・・・・・? ちなみに、撃ち針の製作工程を明かしますと・・・・・、 赤熱した断面四角3mm−S45C鋼材を金床の上に乗せてハンマーで鍛造したとき、赤くなっている鋼材が 金床に振れるや、急激に熱を奪われてしまいすので、ガスバーナーで加熱する回数が意外に多いのです。 一本当たりの加熱鍛造時間は8分位かなと思います。そして、材料の曲がりをハンマーで真っ直ぐに矯正 するのに約10分間、同時併行で冷間鍛造を施して針先の靭性を強化します。 次いで、荒ヤスリで針先の形作りの成型作業 → 中目ヤスリで荒目ヤスリの傷取り → 細目ヤスリで 中目ヤスリの傷取り → #600サンドペーパーで針先研磨 → #800サンドペーパーで最終研磨 そして焼き入れ → 針先硬度チェック → 焼き戻し → 熱処理時に出来た皮膜除去で完成となります。 以上の様な作業工程ですので、撃ち針一本当たりの製作時間は約40分を要しています。 参考の為に::熟練した職人の時間給は2500円以上です。 補足:針先の形状が断面四角にあっては、断面丸型に比べ倍以上の作業時間を必要とします。 -------------------------------------------------------------------------------------- T氏愛用の剣、再生作業のプロセス画像です。 稽古は嘘を吐きません! 剣は己が身を犠牲にして、主人の為に尽します。 @ 火入れ鍛造成型後画像、 A 同、拡大画像、 B ヤスリ掛け作業後画像、 C 同、完成後の全体画像、 HOMEへもどる 目次のページへもどる 更新のページへもどる