有り難いメールの掲示板
まずもって、
現在のご貴殿の技量では、
門人の指導は無理です。
○○式新影流ナンダッテネ〜♪ ←鈴木無心剣が教えてくれました。
その一、 2005 4/16(土) 03:03
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私も、手裏剣術を長年稽古しています。 たまたまですが、手裏剣術の新しいHPと出会って、たいへん興味深く拝見しました。 が、何度か繰り返してみるうちに、非常に淋しく思いました。 まずもって、現在のご貴殿の技量では、門人の指導は無理です。 だいたい、ネットに術を公開して、一流儀として立とういう方が、 「斯く言う私の技量はどれほどのレベルにあるものか、いまもって分かりませ 「正直言って、私は人目のあることがどうも苦手です。」などと 恥ずかしげもなくおっしゃるとは、一体どういうことなのでしょう。 そんなあいまいなことを、平気で書かれているHPを、果たして信用してよいものやら、読む側は不安になります。 あげくに 「正直なことを申して、自分の技術レベルがどの辺りに位置するものなのか見当の付かない状況にあります・・・」 とは何事ですか。 これから他人を教授しようという方であれば、これは無責任な発言でしょう。 だいたい、手裏剣術のまともな師匠など、日本の武道界にはほとんどおりません。 日本の武道界にほとんどいないということは、世界中を見渡したところで、見つかる気づかいはないのです。 けれでも、それでも立つべき人は、立たねばならないのです。 ひるがえってあなたは、手裏剣術を世の人々に教えたいのですか、教わりたいのですか? 見る者にとって、あのHPから受ける印象は、どちらつかずです。
きちんと教えたいのであれば、なぜ、それなりの姿で居住まいを正して、演武を披露されないのですか。 ジーパンに赤いTシャツで、刃物をほうり投げている姿をみて、誰が、それを由緒ある古武術だと思いますか。 それでも、ネットで公開されるからには、相当に自信をもってあの映像を公開されているのでしょう。 ところが、多少素質のある若者ならば、あのレベルまで、おそらくは1〜2年で到達してしまいますよ。 今の若い人たちは、幼い頃から、野球などのスポーツに接して、物を投擲することに対して、かなりの慣れを持っている場合があります。 現に、やる気のある若者たちが、わずかな期間にみるみる上達していく様子を、私は何度も目にしております。 手裏剣と野球は違う、あるいは手裏剣とスポーツは違うと、おっしゃるかも知れませんが、残念ながら、両者の差はそれほど、大きくはありません。 それに正座打ちをして、上半身のみを使って、重量手裏剣を打つ体に鍛え上げるなど、ほとんど愚の骨頂です。 ちっとも理にかなっておりません。 その証拠に、ビデオで拝見した範囲では、ご貴殿の手裏剣術は、最大でも3間弱程度の間合いでないと、思った箇所に命中しておりませんね。 「時速100キロで真剣が人体を直撃したならば・・・」と勇ましくも書いておられますが、あのビデオを見る限り、剣のスピードはとてもそんなに出て 両手を器用に使い分けてはおられますが、左手が有効に使えているのは、間合いが2間以下のときに限られているようです。 2間の間合いは、手裏剣術としては本当にギリギリの線です。 もし2間の間合いで打つのであれば、目にもとまらない速さで、正確に標的を捉えなくては、一瞬後には、こちらがやられてしまいます。 ところが、ご貴殿の左手打ちは剣の飛行速度が極端に遅い。 あの左手打ちは捨ての剣として、割り切るべきです。 昭和二〇年のお生まれであり、またHPの内容から推察すれば、すくなくとも数十年の稽古は、積んでおられるのでしょう。 それならば、今頃は、ご自身でも納得のいく結果が、出ているはずですよ。 例えば四間先の的に対して、70%程度の命中率を得るぐらいのことは、とうにお出来になっていなければ、それはおかしいのです。 あれだけの熱意をもって、長年修練して、未だに70%の命中率も出ないということは、それは術自体の見直しをせざるを得ないということでしょう。 それとも、ご自身がよほど手裏剣術に向いておられないか、どちらかでしかないでしょう。 違いますか? ネットで公開されている動画は後ろ姿だけだし、写真でも顔は写さない。 実は、自信が無いのだなと、一目見れば分かります さて、突然のメールで初対面の人間に、ここまで酷評されては、当然お腹立ちでもありましょう。 けれども、その初対面の人間が、なぜわざわざ手間をかけてこれだけのメールをお送りするのか、よくよくお考え願いたく存じます。 最後に 「現代の手裏剣術者で、 四間間合い七寸的を狙い撃って、100本中70本以上的中させ得る者が果たしてどれほどいるのでしょうか?」 はばかりながら、修業半ばの身ではありますが、私はそれをやってのけております。 また、十間の距離から尺的を打たれる先生も、実際存じ上げております。 「手裏剣術のまともな師匠など、ほとんどいない」と私は先に述べました。 が、わずかながら、現にそういう方がいらっしゃるのも、また事実なのです。 これまで、そういうご縁を得られておられないのは、まことにお気の毒です。 現代の手裏剣術者に、そう簡単に失望されては困りますので、最後に付け加えさせていただきました。 |
おこがましくも香取神道流手裏剣術を改良しました〜!
その二、 2005 4/18(月) 00:24
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当初は、メールを差し上げるのは、一度きりとする積もりでおりましたが、暴言といっても良いほどの、先のメールに対して、あれだけ まず、ご回答いただいた内容は、ほぼ私が予想していた通りでありました。 示現流や、念流の稽古が普段着で行われていることは、私も承知致しております。 けれども、ネット上に動画を公開するということは、どういうことか、そこをよくよくお考え下さい。 それは、日本武道館の演武会に出場するのと、同じか、あるいはそれ以上の意味を持つことであります。 さらに言えばテレビ出演と同じ事で、どこで、どれだけの方が見ているか、またこの先、ご覧になるか分からないのですよ。 観客の見えない演武会が、あのHPが開かれるたびに、何度も何度も、繰り返されているのです。 そう、申し上げればよろしいでしょうか。 いくら示現流や念流の方が稽古を平服で行うと言っても、いざ演武会に出場するとなれば、ジーンズにTシャツという訳には参りますまい。 「そんな大層なものではありません」という謙遜は、不要でありますし、むしろそれはご自身の術に対して不遜ですらあります。 本当に、そんな大層なものでないのであれば、誰も習おうという気を起こしません。 残念ながら、私の実名を申し上げるわけにも、流派名をお知らせすることもできません。 ですから、信じろといっても無理な話ではありますが、今の日本で、私以上に手裏剣術を多くの方に指導した人間は、恐らくおりません。 もとより10人や20人の方の指導をしただけであれば、ここまで偉そうなことは申しません。 その上で申し上げますが、「投げる」という動作には、各人の個性が非常に強く、また、素質の差が非情なほどにはっきりと現れます。 もし10名の方が、指導を求めて集まったならば、まさしく十人十色です。 わずかに10人ほどであっても、一番素質のある方と、そうでない方とでは、どうかすると百倍ぐらいの差があります。 1年ほども稽古すれば、あのHPの動画レベルならば、易々と到達してしまう方があるでしょう。 また、2年、3年と稽古しても、まったく箸にも棒にもかからない方も、やっぱりおられるでしょう。 プロ野球のピッチャー達を見ていれば、よく分かりますが、各人の投擲のフォームは、その人なりの合理性と癖があります。 職業として、毎日試合をしたり、練習をしている彼らであっても、これがベストだという、定まったフォームがあるわけではないのです。 ネット上で、門人を募集するということは、素質も個性も、全くバラバラな方達を相手するということであります。 そういう事情であれば、一門の指導者たる方には、余程、しっかりしていただかないと困るのです。 馬上戦を想定しているから、正座打ちが最初の稽古だというのは、貴HPを一通り拝見すれば、容易に想像できます。 それが、亡師の教えであれば、そのまま遵守なさろうというお気持ちもよく分かります。 けれども、集まってくるのは十人十色の、門人たちであります。 柔軟な思考で、門人一人一人に合わせて、多種多様な指導法を展開できなければなりません。 すでに、行われなくなった馬上戦の為の稽古を、彼らに強いるだけでは、術は残りません。 現にあの動画を拝見すれば、よく分かりますが、ご自身も、下半身が上半身についていかないので、せっかくの上半身の強さが活 一門を率いて立つということであれば、まずは、他流儀と交流なさることです。 少なくとも、3〜4流派程度の異なった手裏剣が、難なく打てるぐらいの精進がなければなりません。 ネットを検索すれば、他流の情報がたやすく手に入る時代ですから、そうでなくては、来るべき若人たちに対して、無礼であります。 門人を公募されれば、どうかすると、ご自身を上回る素質を持った方と、出会うこともありましょう。 今のままで、門人をお取りになれば、それが、かえってご自身の迷いを生むことになりましょう。 現在、マスコミにもてはやされている古武術家の某師範がおられます。 手裏剣術の方も、相当な腕前だとされていますが、実はあの方も門人に術を伝えるすべを、持っておられないようです。 実際、私の門人には、あの師範から手裏剣術を習おうとしても、教えてくれないので、やむなくこちらに見えたという方があります。 そうした事情であれば、あの方の手裏剣術もいずれ消えてゆくほかないのです。 古流の技については、よく「盗んで覚えろ」等、昔から無責任な言い方がされますが、ならば師範の側は、どうやって弟子に術を盗 それが、師範の努めであり、一門を率いる者に求められる精進の本質であります。 私が先のメールで、申し上げたかったことの真髄も、実はそれであります。 後継者を求めるにしても、ご自身の人間関係の中で、適当な方が現れるのを待つのであれば、さほどわずらわしいことはありません。 これまで通り、思うとおりに指導をなされば良いのです。 けれども、ネット上にホームページを公開して、門弟を公募される以上は、そうは参りません。 いつ、私のような者が現れて、こうした辛辣な言葉を残していくかも分からないのです。 どうか、重々にご思案下さい。 誠に勝手ながら、今度こそ最後のメールとさせていただきます。 |
念の為に! メールその1・その2は、メールアドレスを除き完全無欠のオリジナル作文です。
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『当流儀の事、香取鹿島の神・天地数多の神々に掛けて、親子兄弟と言えど決して他言すまじき事!』
以上の誓詞血判を入れて香○神道流の門人となったのだが、継続力と身体能力の不足から長続きせず脱落する。
(誓詞血判で約定をした身でありながら、当の○○神社で奉納演武をする。拝殿の前の神妙な所作は全てポーズ。その心底に神仏を敬う心は皆無)
その一方で杉○先生の所へ出入りし、香○神道流手裏剣術を直に学んだと形だけの実績作りをする。私の知人には杉○先生の直指導を受け
た者が複数名居りまして、その辺りの経緯に付いては通暁しています。杉○先生が仰られた事では「あれに少しだけ手裏剣術を教えたが、
長続きはしなかったなー」と言うことでした。香○神道流手裏剣術を学んだと言う経歴は、その程度であったと言うのが実態なのでしょう??
由縁する実在流派の約定を勝手に破り、許可無く流儀名を権威付けの道具に使用したならば、それは騙り行為ですよね。
節義を知る人間ならば、「香○神道流手裏剣術の名前を使わせて貰っても宜しいでしょうか」と、お伺いを立ててから一筆を請い受ける等々、
係る手順を尽くすのが礼儀と申すものですよ。おこがましくも香取神道流手裏剣術を改良しましたなどと〜!
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