平野傅打法『遠間の一本撃ち』四十匁剣で七間間合いを撃つ!
 Eight months later of Shuriken jutsu beginner shoots 12.6M. (40匁剣=150Gram)






(打法は直打滑走打法です)

                   2007.04.20(金)
拡大画面=画面をポイントして左クリック→そのまま右クリック→拡大/縮小・全画面表示を左クリック)


拡大画面に切り替えて,第二打目の剣の軌道を見て下さい。第二打目の打剣は抜剣と同時に長大な弧を描くや、

そのまま畳の上を大きく飛び越え、更に四間先の地面まで到達して突き刺さっていました。 剣尾がブレルことの

ない、まるで放たれた矢が飛ぶにも似た打剣です。平野傅打法『遠間の一本撃ち』の稽古を始めてから数日間と

いう経験の浅さですから、抜剣の瞬間どうしても剣が傾いて飛行する傾向があるのは避けられません。

しかし、このまま日々の鍛錬を怠らなければ、十間以上も離れた地面に刺中していたという事実から推し量っても、

手裏剣術の長距離刺中記録は、さほど遠くない時期に更新されるのかもしれませんね。



全長190mm 40匁剣使用の動画です。


※動画は、手裏剣術初心者OG氏が入門八ヶ月目の状況です。

 手を振り下ろす過程で剣先が左に傾斜していますので、先ずこれを改善しなければなりません。しかし、剣尾が不特定方向にブレること無く、

前傾約40度の静止姿勢で的に向かってなだらかな軌道を描いて剣は飛行しています。明らかに『完全滑走打法』の形が出来つつあると言った

段階にあることが判ります。



☆500年の歴史を生き続ける「平野伝承剣」


定寸、40匁剣の画像です。    全長7寸(210mm) 刃幅17.5mm 重量40匁


                                                  2007.07.31(火)

 この剣は驚異的な長距離滑空性能を有して居ります。但し、それには条件があります。その条件とは、前傾40度の静止飛行での安定し

た打剣が可能な技量を有する者と言うことです。そうした技量に達した者だけが、この剣の持つ能力を存分に引き出すことが出来る訳です。

OG氏の一年間の「正座稽古」の課程も、七月三十一日を以って無事終了です。八月からは愈々「立ち撃ち」の課程へとレベルアップします。

膝の柔らかさを最大限に生かせるようなれば、立ち撃ち稽古開始から一年以内で、畳三枚抜きを絶対目標として挑戦して貰うことにします。







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