上級者の発射した手裏剣は、
剣の形が、秒間30コマで撮影出来ない!
剣速が一定の速度を超えると、動画撮影モード秒間30コマでは剣の形が白い影となって
写るのみで、そうなってしまうと、視覚に頼った動画チェックが不可能になってしまいます。
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手裏剣術の稽古を根気良く積み重ねて行くと、当然命中率は良くなり、
剣速も大いに増大して射程距離も相応に伸びていることでしょう。
そして、初心の頃の打剣では山形軌道であったものが、立ち位置三間、
それに踏み込みを入れて二間半間合、と言う条件下での上段撃ち打剣
軌道は、ほぼ水平に近いものとなっていることでしょう。
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平野傳打法・送り込みの操作によって、剣はほぼ眼の高さ辺り前傾40゜で放出され、そのまま
直線軌道となって、標的面に対し、パーフェクトな水平角度で突き刺さっています。
二週間ほど前からフォームが崩れ出し、剣が直立して飛び出すことが目立つ様になっていました。急遽指導教材動画を
作成して送った所、一日にして、動画に在る如く改善されて居りました。平野傳打法の送り込み手法は、この私とて完成度
は80%に満たないレベルにあります。小川氏がこのまま技術を練磨して行くなら、剣速は一層加速され、命中精度は格別
のものとなっている筈です。
強弱を使い分けて打剣して下さい。
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2009.10.25(日)
これほどの剣速になってくると、秒間30コマの動画撮影は最早不可能です。打剣の仕組みとは
実に不思議なものあり、大げさな身振りでそれも力づくで剣を投げようとしても、剣速が眼に見え
て速くなる訳ではありません。それよりも、一見して遅く見える平野傳ゆったり打法の方が、実際
に剣速はずっと速いのです。
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ご覧の様に、剣はマビサシの下へと水平に入っています。
CASIO EX−FH20で撮影しました。
(ハイビジョン動画から標準モード動画に変換しました)
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